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終わりを考えて経営する【番外編】 〜多拠点生活がもたらす心理的影響とは

多拠点という生活スタイルには
移動がつきものです。
僕の家族は福山にいるので
生活の基本は福山にあります。

1ヶ月のうちの10日間くらいは
東京で仕事をしています。
このときは単身赴任状態なので
自由なわけですね。

自由と言っても、羽を伸ばしているとか
夜な夜な遊び歩いているという
ことではないですよ笑

心理的に解放されているということです。
そこは誤解のないように。

しかしこれが、ビジネスにとって
良い影響を与えていることも事実なんです。

人は時として孤独な時間が必要で、
家族や友人など、日常的な存在から
物理的に離れると思考がリセットされます。

見えないことが見えるようになったり
新たな気付きがあったりするのです。

また、移動することによって自分の居場所を
客観視できるのもいいものです。

例えば飛行機で目的地に向かう時
上空からその街の全貌を自分の目で
見ることができますよね。

ビジネスのフィールドとしての
規模感がわかるので
「ここではこんなことができそうだな」
ってイメージできるのです。
感覚的に、ですが。

そして、多拠点にしたことにより
一番顕著だった心理的な影響としては
情報に対して貪欲になったこと。

移動が多い生活をしていると
行った先々で「情報収集しなきゃ!」
という気負いみたいなものがあります。
ジャーナリストみたいな心境でしょうか。

そんなわけで、僕は行った先々で情報収集し
自分の知見を絶えずアップデートしています。
そして、それをお客様に還元しています。

お客様に対して会うたびに
新しい話題を提供できるのは
僕のちょっとした
アドバンテージなのかなと思います。

お客様は常に新しい情報や刺激を
求めていますからね。

東京、福山、顧客やビジネスパートナーがいる
いくつかの地方都市、
それから年に数回行く海外。

すべてが僕にとっての非日常であり、
それらの集合が日常になっているのです。

このような多拠点生活は落ち着かないと
思う人もいるかもしれませんが
僕にとってはこれこそが自然で
自分に適した生活なのです。

 

「旅するように働き生きる」

 

僕の人生に大きな影響を与えてくれた
本田直之さんの言葉です。