ブログ詳細

「忙しさ」と「生産性」は比例する?vol.1〜「忙しそうな人」と思われることの代償

いつも忙しそうな人っていますよね。
中小企業の社長などはその典型で
朝から晩までスケジュールがぎっしり、
中には分刻みで動いている人もいるのでは。

大企業であれば秘書が社長の
スケジュールを管理するので
健康にも留意してあまり無茶な
スケジュールを組んだりはしません。

ですが、中小企業の社長は仕事を
詰め込むのもゴルフに行くのも自分次第。

いくらでも予定を入れようと思えば
入れることができるので、悲しいかな
「いつも忙しい人」になってしまうのです。

でも、それってどうなんでしょう。
「いつも忙しそうな人」って思われることは
実は機会損失になっていませんか?

だって、誘ったところで
どうせ断られるのだったら
だんだんと人は誘わなくなってきますよね。

仕事とプライベートの線引きが曖昧な会食や
完全にプライベートな飲み会などに関しては
誘うも誘わないも主催者次第。

あの人を誘っても、忙しいから来れないだろう
ってなるのです。

断られるのは気持ちが良くないですし
誘う労力を考えると、最初から誘うのを
諦めるのではないでしょうか。

中小企業の社長は人脈を広げてなんぼです。
仕事以外の交友関係にはビジネスチャンスが
多く潜んでいます。

誘われないということは
一定のビジネスチャンスを
失っていることになります。

例え本当に忙しくても人から
「忙しそうな人」と思われることは
あまり良い事ではないかもしれませんね。

参考までに僕の友人の経営者の話をします。
彼は社長なので責任のある仕事をしています。

それなりに忙しいと思うのですが、
彼にはいつも余裕があるのです。

お誘いに関しても
「いつでもウェルカム」
って雰囲気が滲み出ています。

彼は朝の6時前には出社し
誰にも邪魔されず一通りの事務仕事
(メールの返信や部下への指示出し)
をやってしまいます。

みんなが出社する9時前には
ほとんどのデスクワークが終わってます。

9時以降は会議や商談などがメインで
隙間なく予定が入っているわけでもなく
基本的に午前中には仕事が終わっています。

その後、夜の会食があったとしても、
開始を早い時間に設定してもらい、
20時半にはお開きにするそうです。

会食があったとしてもなかったとしても
就寝はいつも22時前。
なんだか健康的ですよね。

そう、タイパですよ。
タイムパフォーマンス。

彼は時間の使い方が上手く
自らのパフォーマンスに
メリハリをつけてます。

限られた時間を最大限に
有効活用しているのです。

午前中の集中力はきっと
相当なものだと思います。

僕が思うに「忙しい人」は
1日のどの時間を切り取っても
密度が同じなのかもしれませんね。

ダラダラと言うと
言い方が悪いですが
仕事のやり方に今ひとつ
メリハリがないのでは。

24時間は誰にでも平等にあります。
だからこそ、人と違う24時間の使い方をして
「忙しい人」から脱却しましょう。