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全ては事業計画書から始まる vol.2〜事業計画書をつくると何がわかるの?

残念なことに、実際に事業計画書を
作成している会社は多くありません。

どうしてなのか。

めんどくさい、時間がない、
作成方法がわからないなど、
いろいろと理由はあるかと思いますが
一番は「やることの意味がわからない」
ではないでしょうか。

つまり、作成したところで
その効果やメリットが
いまいち感じていないということです。

そうですよね、確かにやることの
意味を見いだせなければ人は動きません。
それが事業計画書ともなればなおさらです。
ですから、特別に教えますね。
その意味を。

はい、事業計画書を作成することの意味は
以下の3つに集約されると思います。

・現在地がわかる
・行きたい場所がわかる
・現在地と行きたい場所を社内で共有できる

です。

1つ目の「現在地がわかる」については
事業計画書をつくることによって
会社の財務状況が可視化されるということです。
今まで目を背けてきた厳しい現実に
直面するかもしれませんよ。

そして2つ目の「行きたい場所がわかる」
については、中長期的な目標が
明確化されるということです。

なぜなら、事業計画書は
フワッとした理想を描くのではなく
具体的な目標から逆算して
数値的な論拠をもとに作成していくので
目標を明確化することになりますよね。

とはいえ目標を決めるって難儀ですよね。
中長期どころか「一寸先は闇」というように
明日のこともわからないのが現実。

でも安心してください。
僕が根掘り葉掘り聞いて
社長の本音を引き出し、
目標のアウトラインを描いていくので
一緒に解像度を上げていきましょうよ。

そしてそして3つ目の
「現在地と行きたい場所を社内で共有できる」
については、事業計画を
社内開示するということです。

え、みんなに知られちゃうの?って
思う社長がほとんどでしょう。
それはちょっと……って思いますよね。

気持ちはよくわかります。
でも、社長が変わらないと
会社も変わらないですよ。

もっとも会社の透明化は時代の波なので
今は上場企業であれば社内どころか社外にも
台所事情を開示していますよ。

聞かれる前に言ってしまおう、ってことですかね。
開示しないで不信感を持たれるより
オープンにしてしまった方が
お互いに働きやすいと思いませんか。

「自分か好きにやりたいから会社をつくった」
でもいいのですが、社員は納得しますかね?
そもそも法人である以上、
社長が私物化してはいけないはずです。

今回は偉そうにちょっと厳しく
言わせていただきました。