1966年設立。光学機器を自社にて製造・販売するメーカー。自社独自に培ってきた財務運用だけにとどまらず、客観的視野も持っていたいというご希望から勉強会がスタートしました。
1966年設立。光学機器を自社にて製造・販売するメーカー。自社独自に培ってきた財務運用だけにとどまらず、客観的視野も持っていたいというご希望から勉強会がスタートしました。
稲田さんとはもう5年近くのお付き合いになります。保険会社から独立されると伺ったタイミングでぜひ財務の相談をお願いしたいと思い、まずは月に一度の勉強会をマンツーマンで半年ほど開催していただきました。
というのも、会長から会社を引き継ぐにあたり、セミナーに参加したり会長直々に指導を受けたりと、自分なりに経営や財務について勉強してきたつもりでした。
しかし、専門家から深く体系的に学ぶ機会はそれまでありませんでした。また、世の会社の経営においてスタンダードな財務を一度学んだ上で自社の改善点を洗い出せるようになりたいと考えていたため、稲田さんにお願いしました。
稲田さん相手であれば、どんな疑問も遠慮なく質問できそうだな、と思えるのも大きかったですね。
この勉強会を通して稲田さんから弊社の決算書を見ていただき仕分けの仕方などに改善提案をしていただく機会がありました。
実は僕自身も改善の余地があるのではないかと、勉強会以前から感じていました。会長が代表だった時から使用されていたものですが、会長自身も財務は独学で習得したこともあり、弊社独特の形で運用されていました。
そのため、第三者の視点から見たときに、正しく会社の財務が伝わる形になっているのか気になっていました。ただ、これまでの決算の仕方にも良いところがあるため、どこを残して何を改善すべきかは分かっていませんでした。
稲田さんの提案内容は、誰が見ても伝わるような「一般的な基準」かつ「最新の法規」に則った項目の見直しでした。
何が問題で、どのように改善すべきか。道筋が明示されたことで一気に視界が開けたような心地がしました。
そこで、会長に改善提案の相談をしたところ、「時代の変化に応じて変えていくべきところは変えるべきだからぜひやってほしい。」と背中を押すような返事が帰ってきました。
これをきっかけに稲田さんには財務コンサルでもお世話になるようになりました。
現在も会長と一緒に稲田さんから財務を学ぶ日々です。
決算書、試算表の他にも会社法の改定に応じた定款の改善にも着手しています。
稲田さんは会長の父親の代から作り上げてきた「ルケオ」らしさを大事にしつつ、「世の一般的な財務」を提示していただけます。さらに、改善すべき理由も最新の法制度に照らし合わせた上で明確に伝えてくれるため、納得して意思決定ができます。
また、日常業務の中で分からないことがあっても、連絡するとすぐにレスポンスが来るのもありがたいです。困ったことをすぐに解決できるのでモヤモヤした状態で経営に臨むことが少なくなりました。
稲田さんに依頼してから、重要な決断をスピーディーに下せるようになり、経営方針に見通しを持てるようになりました。
まだまだ財務も経営も勉強することだらけですが、稲田さんのサポートが非常に心強いです!
東京都八王子市で2店舗運営する人気製菓店。財務の専門用語一つ一つから不明点を解消し、手探りだった経営から徐々に見える化が進んでいます。
私たちは夫婦でケーキ屋さんを経営しており、今年で28年目になります。仕事もお店の経営も楽しくやってきましたが、長年頭を悩ませる問題が一つありました。
それは、商品は売れているはずなのになかなか利益が出ず、手元に現金が残らないということでした。
さらに、設備投資の計画や年間を通した収支計算、社員の採用計画なども「なんとなく」でやってきました。
そのため、利益を上げるためにはどうすればいいのかなんて、ここまで手探り状態でやってきた私たちには見当もつかなかったのです。
実は、これまでにも税理士や経営コンサルの方に相談したことがありました。
その時も決算書を見せていただいた上で数字の説明をしていただいたので、こちらから質問もしてみたのですが何を言っているのかちんぷんかんぷんで……。
また、過去の売上に対する評価は頂けるものの、それを踏まえて「これからどうしていくべきか」が分からないままでした。
そんな時、知り合いから紹介していただいたのが稲田さんでした。
稲田さんはこれまでの方とは違い、私たちのレベル感に合わせてお話をしてくれました。
利益が出ない、と相談したときに「商品の原価率はどれくらいですか?」「商品の値段のうち最低でも35%は原価になるように設定しないと利益は出ませんよ」とおっしゃっていただいたんですが、これがかなり衝撃的でした。
「原価率」という言葉はこれまで何度も耳にしていましたが、なぜそれを気にしないといけないのか、当たり前のことすぎてこれまでのコンサルの方はわざわざ説明しなかったんです。お恥ずかしい話ですが、自営業であれば理解していて当たり前といえるような数字の考え方から私たちはほとんど理解できていませんでした。
稲田さんは単なる数字の良し悪しだけでなく、何のためにその数字を見るべきなのか、この数字がどういう状態になったら良いと言えるのかといった部分を含めて丁寧に教えてくれます。
そのおかげで、経営の初歩を少しずつ理解出来るようになりました。
稲田さんに依頼するようになってから、経営の不安が解消されるようになりました。
今までは
「今年の冬の売上で次の夏の経営はもつのかな?」
「ちょっとお金が足りなさそうだから借入のために銀行に相談しなきゃ」
「社員の数は今の人数で問題ない?」
といった、お金の悩みがついて回っていました。ですが、稲田さんに相談すると一つずつ明確な指針を与えてくれます。
特に、経営資金の借入については「どこからいくら借りて、その資金は何に使うか試算をしてから借りましたか?単に穴埋めのために借りる、というのは良くないですよ」とストレートにお叱りを受けたこともあります。このような的確なアドバイスがありがたいですね。
数字を理解することで経営の見通しが持てるようになり、仕事がより楽しくなりました。これからも稲田さんを頼りにしたいです!
70年以上続く造船事業で培われた、高い鍛冶・溶接工事の技術を持つ企業。事業承継に伴う事業計画の策定から支援。
稲田さんとお付き合いを始めて1年目です。
財務コンサルタントを依頼する時には決算書をはじめとする経営上の数字から相談するのが一般的だと思いますが、私の場合は事業計画の策定からご相談しました。
京浜マリンエンジニアリングの三代目として事業承継してから、会社の舵をどのように切っていくか悶々と一人で考えていました。誰にも打ち明けられずに悩みも抱え込んでいる状態でした。
しかし、不思議なことに稲田さんには心の内をなんの躊躇いもなく話せてしまうのです。親身に寄り添って聞いてくれる一方で、時にストレートに「それは違う」と言ってくれる稲田さんだからこそ、お付き合い当初から心を開くことが出来たのだと感じています。
稲田さんに依頼する前にも、他のコンサルタントを頼ったことがありました。しかし、これまでの方々のアドバイスは極端と言いますか、「外部の人だから簡単に言うのだろう...」と感じていました。
社内の雰囲気や従来の慣習なども大切にしたい思いがあるため、「そのやり方で本当に業績が上がるんだろうか」という不安を拭いきれなかったのです。誰に頼むにしても、一番大事にしたいのは社員たちの気持ちです。委託先の専門家を社員がどのように見ているか。受け入れられる存在か、ということです。稲田さんがいらっしゃるまでは長くお付き合い出来たコンサルタントの方はいませんでした。
その点、稲田さんは事業計画策定のために自ら社員たちへヒアリングを打診し、社長の私では動きにくい社内の現状把握から携わってくれました。そのおかげで管理職のように重要なポジションに就いている社員が会社の将来をどのように捉えているのか、貴重な声を聞くことが出来ました。
また、先代から継いできた社内のやり方や会社の雰囲気を踏まえた上で具体的かつ建設的なアドバイスを行ってくれます。稲田さんの話し方から醸し出される風格や人柄が社員にも伝わっているようで、これまでのコンサルタントの方とは異なり自然と社内に溶け込んでいます。これはすごく大きな違いだなと感じますね。
稲田さんは弊社の役員でもあります。
役員が一人退職し、そのまま会社の組織を継続していくことも出来ましたが、どうしても参画いただきたかったのです。まだお付き合いを始めて1年程ですが、快く引き受けてくださいました。
少し話せば私の状況も会社のことも汲み取ってくれ、理解してくれる「距離の近さ」は本当に頼もしく感じます。今後は具体的に財務運用についても相談していくつもりです。
★は必須項目です。