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全ては事業計画書から始まる vol.3〜事業計画を開示すると何が起こる?

ちょっとおさらいをします。
前回のブログでは事業計画書を
作成することの意味をお伝えしましたよね。

覚えていますか?え?忘れた?
あらためて、以下の3つになります。

・現在地がわかる
・行きたい場所がわかる
・現在地と行きたい場所を社内で共有できる

そこで今回は、3つ目の
「現在地と行きたい場所を社内で共有できる」
についてもう少し掘り下げたいと思います。

現在地と行きたい場所を
で社内で共有というのは
つまり事業計画書を
社内開示するということです。

事業計画には耳障りのいい
美しい未来のビジョンだけではなく
(損益計算書/PL)
決して美しいとは言えない台所事情も
赤裸々に記載されています。
(貸借対照表/BS)

開示することに抵抗を感じるのが
世の社長の普通の反応でしょう。

実際に僕の周りでも
事業計画(BS)を社内開示している会社は
ほとんどありません。

ぶっちゃけ、僕が知る限り、
BSを開示しているのは1社だけです。

「ほらやっぱり、普通は開示しないじゃん」
って話を終わらせちゃいけませんよ。

その1社についてお話しをします。
そこの会社は、はっきり言って
めちゃめちゃ風通しが良いです。

社員が会社に対する「もやもや」を
何一つ持っていないので、
余計なことを考えずに
それぞれが気持ちよく
仕事に集中している様子です。

そして、業績もすこぶる順調です。
現在地と行きたい場所を共有していることで
それぞれが役割が明確に
なっているのかもしれませんね。

健全な経営のもと
そのオープンな姿勢ゆえに
社員からの信頼が厚く毎日が
とても充実しているみたいですよ。

考えてみれば、社員に見せられないような
事業計画はどこかでほころびが出てくるもの。
いつか整合性が取れなくなりますよ。

残念ながら承継した会社には
先代の負の遺産があり
なかなかオープンな経営に辿り着けない
ケースもたくさんあります。

コツコツですが当社はその負の遺産を
改善したケースがいくつかあります。

正しいお金の使い方をして
誰に見られても健全な会社になるため
一緒に事業計画を立てませんか?