前回からの続きです。
当社がどうやってITを導入していったかという話でしたよね。
中小企業(当社は小規模企業)で何か新しいことをやるには、人材はどうするのかという課題に必ずあたります。
先に行っておきます。経営者がやるんです。
だって他にやれる人、いないじゃないですか。
HP制作1回目、チラシ、営業用コンテンツ、マーケティング
(友人に格安で作ってもらいました。感謝!)
HP制作2回目
(業者に依頼しました)
動画コンテンツ制作
(中身は僕が、撮影編集、プラットフォームは業者に依頼→今後は全て内製化できる自信があります)
HP運用、記事更新など
(ライターに依頼→内製化)
マーケティング2回目
(マーケッターから研修を受け、社内メンバーで整理しました)
SEO、リスティング広告
(専門家に依頼→内製化)
顧客リストの管理、ラジオ配信
(いいアプリを見つけました)
その他システムツール
(エクセル、パワポが最強だと思っています)
会計
(決算申告以外自社で処理)
まだまだありそう。。。
というように、このような業務を外部に任せると生涯費用が発生します。
それどころか、いつまでたっても社内の資産にはなりません。
僕はIT化を図るためのシステムを導入するタイミングは、
「もう自社で出来ることの限界まで来た」
ではないかと思っています。
ある人が言っていましたが、
「システム導入は掛け算だよ。社内にスキルのある人がいれば導入による効率は期待できるが、スキル0なら導入しても0のまま」
HPを作れば顧客に認知される
(更新は誰がやるの?)
ECサイトを作れば売れる
(その後の販売戦略は?)
業務システムを入れれば残業が無くなる
(運用実施者は誰?)
クラウド会計を導入すれば経理業務が減る
(運用実施者は誰?)
検討する際は現状を見て、十分検討してくださいね。
そして、これらを内製化し、自社のリソース(人、モノ、情報、サービス、最後にカネ)を掛け合わせIT化を進め販売してみる。
その先に仕組みやサービスコンテンツとなり、自動化できるようになるとワクワクしませんか?
そういったビジネスを財務を通じて皆様と一緒に考えていきたいです。
いつでもお声がけください。
次回は農業(1次産業と6次産業)について考えてみます。