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あなたは今どこにいる? 自分の現在地(ステージ)を知ろう!vol.10 ~会計を丸投げしている経営者にこれだけは言いたい!

会社経営をしていると
決算&納税という
重要なミッションがありますよね。

この年に一度の大イベントだけを気にして
日々の会社の会計業務を疎かにしている
経営者があまりにも多い!

お金のことは税理士に任せているから大丈夫
と言う経営者はたくさんいます。

しかし、本当に「大丈夫」なのでしょうか。

税理士も色々な方がいます。
経営者の気持ちに寄り添い、親身になって
会社の財務状況を事細かにみてくれる
税理士もいます。

そのような税理士はリアルタイムで
月次報告をきちんとしてくれますし
必要に応じて的確なアドバイスも
してくれるでしょう。

一方で、「決算で正しい税金を
計算すればいい」とだけ考えている
税理士がいることも事実です。
それがメイン業務ですからね。

そのような税理士は、毎月の会社の
財務状況など見ていません。

キャッシュフローがどうなっていようと
売掛・買掛が変化してようと気にしません。
赤字決算でもお構いなしです。

税金の計算こそが業務なので、
赤字であろうと黒字であろうと
関係ないのです。

ところで決算で赤字が発覚したとして
それは税理士の責任なのでしょうか。

それは違いますよね。経営者の責任です。

税理士に任せておけば大丈夫、と
自社の財務状況を
まともに見てこなかったのは
経営者の怠慢に他なりません。

例え会計を丸投げしたとしても
会社の財務状況に関しては
他でもない経営者が
当事者意識を持って
貪欲に知ろうとするべきでは
ないでしょうか。

一番いいのは、自社会計にすることです。
自社の社員が会計ソフトに入力し、
会社の現在地をいつでも知ることができる
状態に保つことです。

しかし、これはハードルが高いですよね。
正しい仕訳、勘定科目などは
ある程度の専門知識がないとできません。

そうなるとやはり税理士頼み?

結論から申し上げると、税理士に
記帳代行をお願いしてもいいのですが、
お願いしっぱなしはダメということです。

大切なのは、税理士との関係性。
依頼したらしっぱなしではなく
逐一報告を受け、
リアルタイムで会社の財務状況を
把握するようにしましょう。

中には月次業務など密な関わりを
嫌う税理士もいるかもしれません。

しかし、そのような税理士は
変えちゃってもいいと思います。

月次業務を厭わない税理士も
たくさんいますので。

いずれにしても税理士に頼りすぎず、
自分の会社は自分で守ることが原則。

自社の財務状況をリアルタイムで
知っておくことは社長の義務ですよ!