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あなたは今どこにいる?自分の現在地(ステージ)を知ろう!vol.11 ~クラウド会計ってどうなの?

クラウド会計って便利ですよね。

僕が社会人になりたての頃は
クラウド会計などなく会社のお金まわりは
アナログで管理していました。

もちろん弥生会計などの
会計ソフトは利用していましたが
その入力作業も実に属人的で
今思うとノスタルジーですらあります。

しかし、時代は令和
今やクラウド会計は当たり前。

僕も含め、中小スタートアップの
経営者たちはマネーフォワードやfreeeなど
なんらかのクラウド会計ソフトを
使っているのではないでしょうか。

例えば自動仕訳。
これは交際費、これは交通費など
AIが覚えて仕訳してくれます。

毎回「この仕訳は何だろう」って
考えなくてもいいのですが
扱いに困る?判断に迷う?ような
グレーの出費に関しては
立ち止まって考えてしまいます。

例えば旅費。
経営者は24時間アンテナを張っているので
どこに行っても何をやっていても、
それが仕事といえば仕事です。
(もちろん、そこに正当性があればですが)

とはいえ、現地で予定された打合せもなく
訪問する顧客もいない旅行は
「プライベート」とみなされることが
一般的です。

しかし、経営者が
「この旅行はれっきとした仕事だ!」
と主張すれば、手入力で
仕訳を入力するような作業が多くなると、
会計ソフトの恩恵が減ってきますよね。

いずれにしても、最終的な判断は
税理士に委ねられることになります。

潔癖すぎる厳しい税理士であれば
少しでもグレーのものは経費と認めず
逆に融通の効く税理士であれば
「経費にしちゃいましょう」ってことに
なるでしょう。

その辺は個人差があるので
どちらの税理士が良いとかないです。

要はクラウド会計を取り入れていたとしても
属人的な判断も必要ということですよね。

クラウド会計ソフトに心はありません。
人間も仕訳の判断の一端を担うことで
AIと仲良くやっていこうではありませんか。