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決算の着地点はどう決める?どう決まる?vol.6 〜利益は「出る」もの?いえいえ、「出す」ものです!

決算を終え、来期の計画を立てる際に
何を手がかりに数値を決めていきますか?

僕がこれまでに見てきた中で
多くのみなさんが参考にするのは
「前年対比」です。

日本人はなぜか前年対比が大好きで
「売上目標を前年対比〜%!」
などとして、来期の計画を立てます。

しかしですよ!
前年対比の目標って、受動的すぎません?
決してアグレッシブではないですよね。

僕が思うに、利益って「出る」ものではなく
「出す」ものだと思うんです。
これだけ出すぞって決めたら、出すんです。

だってその先に社長が描いたビジョンや
理想像があるのですから。

誰がなんと言おうと、これくらいの
利益は出すぞ!って
強い意志を持って決めて、
そこから事業を進めていくのが
本来の事業計画なのではないのでしょうか。

目標とする利益を出すために
社長である自分は何をすればよいのか
社員がどのような動きをすればよいのか

客単価や確保すべき受注数など、事細かく
決めていく必要があります。
使っていい固定費や諸経費なども
自然と決まってくるでしょう。

つまり、逆算思考が大事なのです。

さらに利益目標を立てるだけではなく
そこから解像度をどんどんあげて
現場に落とし込んでいきます。

できるだけ細かく
社長と社員の行動指針を立てるのです。

なんだか大変そうですよね。
はっきり言って実際は大変です。

しかし、実現したいビジョンが明確なら
必然的にアグレッシブになりますよね。

これだけ利益を出すんだ!
と、前のめりになりますよね。
そのときは、大変だとか
思わないと思います。

もっと自社の製品やサービスを
広げる計画を立ててみてはどうでしょう。

自分が思っている以上に、
世の中には需要はありますよ。