終わりを考えて経営する【番外編】　 〜地方都市でビジネスはどこまでスケールできるのか

僕が東京と福山の二重拠点だということは
前回お伝えしたかと思います。

それぞれにお客様がいますし
それなりにネットワークも
構築されています。

ビジネスの現場として
両者を比べることができるのも
二重拠点の良いところ。

東京には東京のビジネスの
流儀がありますし、
福山のような地方都市には
東京とは違ったビジネスの流儀があり
その違いがなかなか面白い。

今回は東京との比較でみた
地方都市のビジネスの
流儀についてお話しますね。
（あくまで個人的な見解です）

東京と地方都市の違いはシンプルに人の数。
ビジネスでいうところの
「人的リソース」です。

人的リソースが少ないということは、
企業数も少ない、そして潜在顧客も少ない。

どういうことかというと
ビジネスが一定以上に
スケールしないということです。

「今の時代、インターネットがあるのだから
場所に囚われずに顧客を開拓できるじゃん」
って思いますよね。

でも、そう思うのは東京に住んでいるから。
実際に地方都市に住んでいると、
そのネットワークの中で
ビジネスを広げていくことが
「流儀」なのだという気がします。

なので、僕が福山に戻った最初の一年は、
いくつかの地元のビジネスネットワークに
見学に行きました。

「会に参加して、なんらかの役職について
役割を全うすれば皆に認められて
お仕事のご縁をいただけます。」

そんなことを入会時に
登壇者が話されてましたｗ

そしてもう一つはリファラル（紹介）
いわゆる口コミですね。
いい仕事をすれば紹介は連鎖します。

大都市でも紹介によってビジネスが
拡大しますが地方都市では
その比率がに高く感じます。

団体に所属するか、リファラル（紹介）か。
地方都市のビジネスをスケールさせるには
ざっとこの２つなのですが
これでは一定以上の広がりは期待できません。

それは顧客の絶対数が少ないから。

「僕らは魚のいないところで
竿や仕掛け、餌を駆使して技術を磨き
釣りをしてるんですよ。」
とお客様が嘆いた言葉が刺さります。

もしかしたら日本全体がこのような状況に
瀕しているかもしれません。

僕は自分のビジネスを
可能な限り拡大させたいです。

自分のビジネスは
人の役に立っていると信じてますし、
社会貢献に繋がるとも思っています。

どこにいても世界と繋がることが
できるのが現代では
ローカルとグローバルの境界などは
あってないようなもの。

「あなたのビジネスだからできるんでしょ？」
と感じた方は
「どうすれば自分のビジネスでできるのか？」
に思考を置き換えてみてください。

地球視点でビジネスを考えてみましょうよ。
あなたと一緒に考えることはできますので。