社長は孤独と言いますよね。
社長の悩み、苦しみ、葛藤などは
社長だけのものであって
これらを社員が理解することは難しい。
そう、社長は常に孤独なのです。
かといって、
社長が社内で孤立しているのか?
と言ったら必ずしもそうではありません。
誰にも理解されない苦しみがある一方
社員と共有できる部分も多くあります。
実際に社長と社員の距離が近く
オープンな関係の会社はあります。
もちろんその逆も。
あなたの会社はどうでしょうか?
会社の中で“社長”は
どのような存在になっていますか?
僕のお客様で若くして会社を
急成長させた社長がいます。
社長本人の能力が非常に高く
次々と大きな取引先と契約を交わし
経営者としてその実力を存分に
発揮していました。
しかし、彼は社員とのコミュニケーションが
苦手でした。
社員とは給与で繋がっていると
思ってますので社員に対して
心を開いてきませんでした。
また、社員も会社に対してお金のことしか
期待してないので、社内は殺伐としてます。
僕はこのような会社が悪い
と言っているわけではありません。
会社というものは営利目的の団体なので
お金の繋がりが根底にあってもよいのです。
社長と社員の関係が良好で
オープンな会社が大きく発展する
という法則はありませんよね。
要は、社長次第。
常識を打ち破り、限界を超えて、
まったく新しい会社の在り方を
模索してみてはどうでしょう。
自分の会社をどうしたいか、その中で
自分はどのような存在でありたいか。
会社の中での社長の現在地を
自由にデザインできる立場にあるのは
社長だけです。
会社として利益を上げなくてはいけない。
先代が残したものを守らなければならない。
様々な「しがらみ」があると思います。
ですが、時にはわがままに、自分本位に、
諸々考えてもいいのかもしれませんね。
少しだけ自由な心になって
新しいビジネスモデルを確立するつもりで
自分が心から「ここにいたい」と思える
会社にしてみませんか。