会社の一大イベント、決算。
日ごろからキャッシュフローをチェックし
会社の財務状況を肌感として
わかっていればいいのですが
中には全くキャッシュフローを見ていない
経営者の方もいるわけで……。
そのような場合は、決算は出たとこ勝負。
「え?まさかの赤字?」となることもあり
丸一年会計を放置した代償は
大きいと感じるでしょう。
とはいえ、僕はこのような経営者を
責めたりはしませんよ。
キャッシュフローには目もくれずに
がむしゃらに頑張る時期も
あっていいと思っているからです。
創業時などがそうかもしれませんね。
無責任なことを言うようですが、
愚直にひたむきに頑張っていれば
何年かすれば経営は落ち着くものです。
通知表を気にせずに
ただ目の前にある勉強を
真面目にやっていたら
いつの間にか成績がよくなっていた
みたいなものですね。
ビジネスモデルがよほど悪かったら
話は別ですが脇目も振らずにひた走る
経営者に対して僕は「大丈夫」と
言ってあげたいです。
スタートアップであれば
創業期は赤字上等なんです。
会社の認知度をあげるためには
ある程度の広告宣伝費が必要ですし
人脈を広げるために接待交際費も
多く発生するかもしれません。
それが目的を達成するために
必要なプロセスであればいいのです。
そして、経営が安定した時に
一緒に考えましょうよ。
決算の着地点を。
できるだけ多く残して、
次の投資の原資を増やしていくのか
決算賞与などで社員に還元し
ギリギリ黒字くらいのラインを
目指すのか。
そこは会社のステージと
社長の価値観で決める部分では
ないでしょうか。