所属している保険代理店から
(ちゃんと保険もやってますからね!)
「ライフプラン、老後の資金生活」
というタイトルで勉強会の連絡が
あったので参加してみました。
FPの資格を取ったのが2008年で
かれこれ10年以上前。
ベースは分かっていても情報が
更新されていないと意味がないですよね。
社会制度など常日頃変化しているので、
僕らの情報のアプデ―トも大切だということです。
国民年金の保険料って、
いくらかご存知ですか?
2021年度は16,610円です。
ちなみに2008年度は14,660円。
10%以上上昇!
消費者物価指数はここ30年
横ばいなんですけどねぇ
見えにくいところでインフレをきかされると
ジャブの様に効いてきます。
日本人の金融資産の半分以上は預貯金です。
保険、年金は全体の3割と言われているので
8割が安定資金なんですね。
政府もずっと発信していますが、
日本人は投資に対する関心を高めた方が良さそうです。
本日は、経営者の皆さまが会社で
金融商品を持つことについて考えてみます。
いつもの銀行担当者クレクレ君
(融資、金融商品などの手数料)
が訪問してくるのですが。。。
本編です。
あいも変わらずクレクレ君は
手数料の集金に勤しんでいます。
関与先様に提案してくるもの全て
跳ね返しています。
今回は証券口座に○○月まで
資金を入れてくれませんか?
というもの。
そうか、関連証券会社の期末の
残高まで成績になるのか。
(1円にもならなさそうだが。)
どうせなら、「稲田さん、僕は銀行の
アズ・ア・サービスをうまく利用しますので
一緒に顧客開拓しませんか?」
と提案されれば、こ踊りして協力するのに、
惜しい。いや、残念過ぎる。
金融商品を会社で購入した時の考え方です。
・ダブついているコロナ資金で金融商品を購入する
・相場に一喜一憂して本業が手につかなくなる
・儲かっても営業外収益で営業利益(本業の利益)に影響なし
・損したらBSを棄損する(現金が減る)
・次の投資商品で挽回を目論む
・儲かったら損するまで続ける
・会社の発展が留まる
定款に載せてない事業の目的で
儲けてもしょうがない。
社長が本気で投資をしたいのであれば、
個人資産でやるか、
「各種金融商品に対する投資」
と定款に記せばいい。
会社でやるなら事業(投資)計画を社員と共有すべきです。
今回のクレクレ君が自信を持って提案する
金融商品の過去の推移は5%。
すごくいいですよと説明してくれました。
一通り話を聞いた後で、
「ところで当社の売上高経常利益率はご存知ですか?」
と質問すると。
「すいません、分かりません。。。」
「前期は15%、今期は12%で推移してます。
本業でやるべきことがあるのに、
御行から借りた大切な運転資金を投資にまわしちゃダメでしょう。」
「。。。」
今も懲りずにたくさんの提案をしてくれます。
僕のブログのネタにはありがたいのですが(笑)
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