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起業への想い

起業する前は外資系の生命保険会社に12年間勤めていました。

 

最初の頃は保障と貯蓄を中心に個人保険を販売。

(業界の成功モデルらしいです)

 

入社後数年ほど経過すると法人保険にチャレンジしたくなり、

法人開拓も始めました。

 

元々器用な方ではないので個人法人を両立することができず、

成績が安定しないことに苦しむ時期が長く続きました。

 

「個人は数をたくさん売る、法人は経営者との時間を共有する」

 

という言葉を聞いて、どこかで完全にシフトしていかなければ

と思ってはいるのですがなかなか踏ん切りがつかない。。

 

こんな中途半端ではどちらのお客様にも迷惑をかけてしまうと思い、

思い切って個人保険から法人保険へとシフトをしました。

 

 

保険の役割は保障と貯蓄

 

個人保険の加入の目的は残された家族への生活資金、教育資金。

貯蓄保険で教育費、老後資金を確保します。

 

法人保険の加入の目的は会社存続のための運転資金、

連帯保証債務対策など不足な事態に対する予備資金。

そして、役員や従業員の退職金の準備資金です。

 

 

ただ当時は多くの経営者の法人保険に対するニーズは節税でした。

 

ご多分に漏れず私も節税を目的として保険を販売していました。

 

生命保険に加入すると資金を費用計上し簿外に積むことできます。

 

節税になるので税金の支払いが軽減できる最高な商品です。

 

ただし別な側面から見ると経営に必要な資金が流出してしまいます。

 

そう、資金繰りが悪くなってしまいます。

 

法人販売当初はここのところを深く考えていませんでした。

(財務経営の知識ゼロです)

 

節税ができて、社長のニーズに応えることができるという点で満足していたのです。

 

ある時、お客様から今期業績が厳しいので保険を解約したいと連絡がありました。

 

すぐにお客様の元へ行き保険を解約することで、

資金支援もできることを説明しました。

 

簿外の資金が含み益になり赤字を解消。

 

お客様も一安心してくれて大変喜んでくれました。

 

しかし、その会社の経営者は節税目的だけで保険に加入していたため、

貸借対照表を全く見ていませんでした。

 

PLは利益を繰り延べ。

BSは債務超過の状態でした。。。

 

とても保険に加入する状態ではありません。

 

そして残念なことに私はその当時、それがどんな状態か理解できていませんでした。

 

「お客様の役に立つなら財務や会計のことをしっかり学んで保険を販売しよう。」

 

しかし私の周りにはそこを理解して保険を販売している人はいません。

 

仕方がないので友人の税理士や銀行員に教えてもらいながら財務の勉強を始めました。

(この後、師匠である五島先生にも出会えました)

 

そして、多くの会社の決算書を分析させていただくと、

同じようなケースがたくさんありました。

 

保険会社は保険を販売して手数料をいただく。

金融機関はお金が足りなくなると追加で融資をして金利をいただく。

決算書を作る税理士は顧問先が赤字だろうと黒字だろうと税務申告をして顧問料をいただく。

 

会社の状態が健全でないにも関わらず、周りにいる業者は潤っている。

 

なにかおかしな縮図になっていませんか?

 

 

 

生命保険はどこの会社から入ってもあまり大差はありません。

 

どこから入るかではなく、誰から入るかという風潮になっています。

 

そのために募集人は保険に付加価値をつけて販売するのです。

 

社長に寄り添ったり、傾聴したり、情報提供やマッチングなど、

様々なことをして役に立っていただこうと考えています。

 

ですが生命保険商品が社長の関心の高い、

資金繰りや売上、利益、人の問題を解決しているわけではありません。

 

どうせなら稲田裕という付加価値で会社に貢献しよう。

 

1人でも多くの資金繰りに苦しんでいる経営者に私の価値を提供しよう。

 

「全ての企業に財務経営を」

 

という想いで2017年に独立し会社を設立いたしました。

 

 

 

「お金が足りない経営からお金が残る経営に変革支援する」

 

 

これからもたくさんおせっかいさせていただきますよ。