まずはこの動画をご覧ください。
5分弱の動画ですが決算書の読み方について私見を述べています。
あくまでも私見ですからね!!
「経営については税理士の先生に任せているから大丈夫」
と口にする中小企業の経営者の方がたくさんいらっしゃいます。
でも、本当にそうでしょうか。
税理士は、税務のプロフェッショナルです。
既に発生した事象をもとに、会計をまとめて税務申告をするのがメインの仕事です。
経営者がプロフェッショナルにならなければならないのは、税務ではなく財務。
つまり今後、
どれだけのお金が必要となり
どのような投資を行うことで
将来どれほどのリターンがあるのか?
という戦略を立てることが仕事です。
経営者が決算書を読めず、
税理士任せにしている場合は、
どういったことが起きるのでしょうか。
税理士が試算表を見ながら、「このままだと赤字がずっと続いてしまいます」と伝えたとしても、
税理士が何を伝えたいのかを正確に分かりません。
適切な質問をすることもできません。
(それを伝えるのが税理士の仕事でもありますが。。。)
売上や利益しか見ていないと、
「今年は業績が好調だった」
「売上が伸び悩んでいる」などと、
営業に直結した数字だけを見て翌期を迎えることになります。
しかしそれでは、会社に起きている本質の課題に気付きません。
税理士も、自分がまとめた決算書に対する指摘などが無ければ、自身の仕事を果たしたことになります。
いちいち会社の経営に対して意見をすることはありません。
下手をすれば、「うるさい税理士だ」と顧問契約を解除される恐れもあるからです。
ですので試算表や決算書が上がった際には、適切な質問ができるよう、企業の財務状態を知るためのKPI(Key Performance Indicator/指標)となる数字を、しっかりと把握しておくことが大切なのです。
税理や会計士は、「先生」ではなくパートナーです。
あなたの会社経営をともに診断する味方とすることで、より安定した経営を実現しましょう。
稲田財務はそんな税理士との間に入って一緒に企業を強くします。