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混ぜるな危険!「公」の自分と「私」の自分!vol.2 ~ 接待はもはやノスタルジー?

接待って、少しだけ懐かしい響きですよね。
バブルの頃、さらに遡って
昭和の全盛期にサラリーマンであれば、
日常的に接待したりされたりしたものです。

接待する側にしてみたら
会社のお金で高級料理やお酒を
いただける反面
顧客との関係を強化するという
重要なミッションもあります。

手放しに「楽しい!」と言える
イベントではなかったはず。

また接待される側にとっても
人様からご馳走していただけるわけですから
「ラッキー!」というより
むしろ一抹の背徳感もあったはず。
人によると思いますが。

しかし、時は令和。

企業コンプライアンスが重視され
公正・公平であることが
求められるこのご時世では
接待どころか社内の飲み会も
もはや日常ではありません。

大企業であればあるほど
接待などはよほどの理由がない限り
することもされることもご法度です。

しかし、それで企業は
生産性が落ちたのでしょうか。
社員のモチベーションは
下がったでしょうか。

そんなことありませんよね。
それどころか企業活動における
時間とお金の無駄がなくなり
社員の酒量も減り、企業も社員も
より健全な方向に進んだのでは
ないでしょうか。

食事やお酒はどちらかというと
「私」の部分。

「公」、つまり仕事としてではなく
自分のお金で損得勘定のない友人や家族と
美味しいものを食べたり飲んだり
する方が気持ちいいですよね。

そう、接待などなくても仕事は回るのです。
そもそも人はお酒が入った状態で
ビジネスの正常な判断などできません。

今はAIの台頭によって、何かを決める際の
属人的な判断がどんどん排除されています。
テクノロジーの進化に伴って
企業もビジネスモデルを変えないと
いけないのかもしれませんね。

とはいえ令和でも接待はあります。
そこは否定しません。
しかしその接待が本当に必要かどうか
そこに何の意味があるのか
一度考えてみてもいいのでは。