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「現状維持は衰退である」について思うこと

財務って、守りのイメージが強くないですか?

どういうことかというと、例えば
社長が何か新しいことをやろうとします。

でも、おいおいちょっと待ってくれよ
投資回収はどうするの?
って言うのが財務の考え。

そういうストッパー的な役割を担うのが
会社の堅実なナンバー2だったり
僕だったりするわけです。
止めないこともありますけどね。

でも、つくづく思うんですよ。
僕も長年この仕事をしていると
リスクを取るよりも
ついつい無難な方向性を
提案してしまうんですよね。

だからあえてストップをかけずに
社長の意志を尊重して
社長のやりたいことの
背中を押すようにしています。

それどころか、僕の方から
新たな挑戦を促すこともあります。

だって、よく言うじゃないですか
「現状維持は衰退である」って。

そもそも社会の変化が激しいこの時代に
変わらないでいることの方に
無理があると思いませんか?

ただ、注意しなくてはいけないのは、
変わるといっても社会に迎合するのではなく
一歩先をいくこと。

社会の方が一歩リードしていて、
それを追う形で成長するのではなく
自分たちが先を行くことが大事です。

賭けのように聞こえるかもしれませんが
ベイビーステップで始めれば大丈夫。

もし都度反対する役員社員がいたら
その時は袂を分かつことも
考えた方がいいかもしれません。

ここぞという時の挑戦を阻むようでしたら
これから一緒にやっていくことは
難しいかもしれませんね。

但し、この見極めは現在地を
知ることが起点になります。

現状維持と未来志向
まず財務の確認を一緒にしてみましょう。