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銀行は企業の支援者?

今回も銀行ネタ

 

毎年この時期になると手数料(フィー)欲しさに融資やら金融商品やらありとあらゆる提案があります

(僕らの間で彼らのことを親しみを込めてフィーフィー君と呼んでいますw)

 

今回はサブ行から私募債の提案(業績が良い企業に限られます)

 

僕も同席したのですが、一生懸命商品の説明してくれて最後に、

「〇〇日まででしたら3月の実行に間に合います!」

と言って帰っていきました

 

社長から

「どうする?」

と聞かれたので、

「今は必要ないと思いますが、メイン行の担当者(A君)に相談してみましょう」

ということで後日来てもらうことになりました

 

そしてA君との打ち合わせの日

「今日はどういったご用件でしょうか?」

と質問があったので、

「いや電話でも説明したけど、他行から融資の提案があって、いい機会だから会社の将来を一緒に考えてもらいたいのでお呼びしたんです」

と伝えました

 

当面の課題はBS改善なので銀行の力を借りないと企業単独では実行できません

 

こちらが考えている数年後の調達再編のシナリオを伝えると、

「100%可能です!とは言えませんが、十分チャレンジできる経営状況です」

という返事をもらい、社長も自社が銀行からどのように見られているかを把握できたとよかったと思います

 

A君は今までは少し距離があった感じでしたが、この日は熱心に会社の方向性を考えてくれて、よい打合せになりました

僕から電話があると何かやらかしたんじゃないかって緊張するんだって

そんな強いこと一度も言ったことないのに。。。

 

 

「ところで、どこに行っても金融商品の提案があるんだけどー」

とA君に聞いたところ

「しょうがないですよね。この時期銀行は予算達成のため必死ですから」

と返答があったので、

 

「A君は優秀なんだね。予算達成してるということだよね?」

 

「はい、おかげさまでありがとうございます!」

「ところで先ほどの私募債の件ですが、4月以降に当行で受けさせてもらえませんか?」

 

 

 

 

ばかやろー!!!