ビジネスにおける
レッドオーシャンとブルーオーシャン、
つまり競合ひしめく既存市場と
競合の少ない未開拓市場です。
自分が参入するとしたらどちらを
選びますか?
「そこはやっぱり
ブルーオーシャンでしょ!」
って思いますよね、普通は。
ところがどういうわけか
わざわざレッドオーシャンに参入し
そしてやがて失敗する経営者が
後を経たないんですよ。
困ったもんです。
どうしてなのか
僕なりに考えてみました。
まずは、参入障壁の
低さにあると思います。
わかりやすい例を挙げると、
フランチャイズの飲食店などが
そうでしょう。
店舗内装や設備などのハード面から、
メニューやレシピなどの
ソフト面まで、しっかりとお膳立てが
されているので比較的容易に
参入できてしまうのだと思います。
それから、“お金に近い”というのも
理由としてあるかもしれません。
“お金に近い”というのは、目に見えて
すぐにお金が手に入るということ。
飲食業はお金と引き換えに
飲み物や食べ物を提供するので、
リアルタイムでお金が入ってきますよね。
ところが製造業や建設業なんかだと、
やることをやってから(仕事をやってから)
入金されるまでに1ヶ月以上かかるのが
当たり前。
3ヶ月後、半年後というケースもあります。
だから、ついつい目先の収益や現金ために
飲食に手を出してしまうのですよ。
それがレッドオーシャンのビジネスであっても。
そして大抵は失敗するのです。
残念ながら。
どうしてなのか。
それは、シンプルに
飲食業が好きでもなく、
ましてやそれが
本当にやりたいことではないから
なのかな……という
シンプルな結論にいたってしまいました。
ただでさえ競合が多い飲食業を
好きでもないのにやる。
ビジネスとして。お金のために。
それってやはり無理があるような
気がしませんか。
フランチャイズというビジネスは、
一見失敗がないドリームプランのように
感じられますが、そんなのは幻想です。
稀に成功する例もありますが、
往々にして大元のフランチャイザーが
儲かるという巧妙なシステムなんです。
そもそも飲食業をやりたいのであれば
店舗内装やメニューなど
そのお店の個性を決定付けるような
重要な部分を人任せにしないですよね。
自分のつくった料理で
お客様の笑顔を見たいとか
心のこもったおもてなしで
人を喜ばせたいとか……
そのような想いが
飲食業をはじめる時の
心の在り方のような気がします。
レッドオーシャンのビジネスの例として
飲食業を例に挙げましたが
何が言いたいかというと、
使命感も愛着もない新しいビジネスに
手を出して成功するのは
簡単ではないということ。
ましてや競合の多い業種であれば
なおさらです。
世の中そうそう
うまい話はありません。
新しくビジネスをはじめる際には
考えて考えて、考え抜いてから、
「自分にはこれ以外にない」と
思うくらい確信を持って
はじめるのが本来の姿だと思いますよ。
とは言え、参入障壁が低く、
人気のある業界もありますよ。
それはまた別の機会に。