前回のブログでは
新しくビジネスを始める際に必要な
3つの学びについてお話しました。
覚えていますか?
1、その業界の知見の卓越
2、売るためのノウハウ、あるいはマーケティング
3、自分磨き、つまり人間性を高める
そう、この3つです。
今回はそれぞれについて
もう少し深堀りしていこうかと
思います。
1について。
これは知識の話ですよね。
この話をするときに
いつも思い出す言葉があります。
それは、「知識は礼儀」。
かつて保険業界にいた時に
敬愛していた先輩の言葉です。
僕たちは保険営業は、自社の商品を
売る時に何を大切にしなければ
ならないのか。
それは傾聴力や提案力など
業界を問わずに営業であれば
当然抑えるべきところはありますが
「やはり商品に対する圧倒的な知識だろう!」
というのが先輩の考えでした。
保険営業の世界は間口が広いので
さまざまな人が参入してきます。
中には知識はそこそこで、ノリとキャラで
バンバンと契約を取る強者もいます。
「僕たちはそうじゃないだろう」という
プライドのようなものがありました。
そう、知識は礼儀であり思いやりってことです。
次に、2について。
売るためのノウハウやマーケティング。
僕はここに危険性を感じています。
なぜなら、ここに注力するだけで
ある程度までは行けてしまうからです。
わかりやすい例を挙げると、
企業のSNS戦略などがそうですね。
「今はWEBマーケの時代で、
SNSで集客をしなければ
生き残っていけないよ」と
方々から煽られて、SNS戦略に
全振りしている中小企業は多くあります。
僕はちょっとボタンの掛け違いのような
気がしてならないんですよね。
だって、企業がやるべきことって
サービスの追求だったり、技術の向上だったり
もっと自分たちの打ち出すものの質を
高めていくことだと思うんですよね。
そこを疎かにして、派手なダンスを踊っても
いつかボロが出てしまうのではないでしょうか。
最後に3について。
3は1や2とは明らかに異なる
本質的かつ根源的な学びですが
ここにもまた落とし穴があって、
3ばかりをやってもダメなんです。
自己鍛錬のために
滝行にハマっていたり
座禅ばかり組んでいたりと
おかしな方向にいっちゃっている
経営者がいますが
そういうことではないんですよね。
(否定しているわけではない)
僕の経験では、
3というのは独立した学びではなく
1と2の繰り返しの中でうっすらと
見えてくるもの。
ひたすら愚直に日々の業務を
こなす中で、ふとした瞬間に
気付きを得たり、あるいは
何かを掴んだりすることって
ありますよね。その積み重ねが
3になるのだと思っています。
以上、ざっとおさらいしましたが
これらの学びはいずれも
本人が手を伸ばさない限り
手に入れられないものです。
学びを忘れてしまった経営者は
世の中にたくさんいるかもしれませんが
学んだ先にある景色は、きっと
今見ている景色と違うはず。
それがどんなものか
見てみたいと思いませんか。