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時代に合った地域活動を考える

ちょっと、と言うか、かなり
ローカルな話をしますね。
町内会の話です。

僕は広島県の福山市の田尻町とという
小さな町を拠点にしています。
(会社のHPでも公表しています)

町内会という括りにおいては
さらにその中でもいくつかの「組」に
分かれ、僕たちの住んでいる
エリアは5組になるみたいです。

その5組の構成員は7~8世帯なので
まぁ、実にこじんまりとした
最小単位のコミュニティーですね。

各組には組長と副組長がいるのですが
何しろ7~8世帯しかいないので
5年に1回くらい組長のポジションが
回ってくるんですよ。
……ちなみに今年の組長は僕です(笑)

前置きが長くなってしまいましたが
そんな町内会の活動といえば
防犯・防災、環境保全、お祭りなど
地域イベントの運営や手伝い、それから
コミュニティー活性化のための
親睦交流ってところでしょうか。

これらは完全なボランティアなので
報酬は一切なしです。念の為。

そして、これらを滞りなく進めるために
定期的に会合を催すわけなんですが
これが実に興味深いんですよ。

僕は一介のビジネスマンなわけで
それなりに社会の常識を
備えているつもりですが
まあ、見事にそれらが通用しない(笑)

町内会というコミュニティーにおいては
ビジネスの原理原則とは違った
独自の力学が働いているんです!

例えば意思決定のプロセス。
ビジネスの現場では
意思決定の様々な方法があります。

どのような決め方にしても
最終的に少数派の意見が
反映されないことも
多々ありますよね。

しかし、しかーしですよ。
町内会ではそんなことは
許されないんです。

何かの話し合いにおいて、
一人でも反対意見の人がいれば
その人が納得(あるいは理解)するまで
とことん付き合うんですよね。

仮に説得できなかったとしても
少数派の意見、それもたった一人の
意見すらもおざなりにしない。

そして、真摯に向き合ってあげるというのが
町内会の流儀で、時間も効率も度外視で
延々と説得が繰り返されているんですよ。

どう思います?
これは特定の町内会についての話ではなく
どこでも起こっている話です。

最初僕は信じられない気持ちで
いっぱいでした。
あまりにも非合理かつ非効率なので。

でも最近では、あながち否定することも
できないのかなと思ったりもしています。

どうしてかというと、町内会って
行政とは違うので、何か重要な
決議をすることが目的なのではなく
人と人との繋がりによって
相互扶助の関係を保つことが
目的だったりするんですよね。

要はリアルに顔を付き合わせて
侃侃諤諤することに意味があり
着地点としての明確な目的・目標
あってないようなものなのでは。

もちろん町内会のような地域活動の
あり方は、時代に合わせて変えて
いかなくてはなりませんし
このやり方を今後も踏襲させようとは
思っていません。

ただ、時代錯誤だよ!って
真っ向から否定するのではなく
一旦は懐に入って、そこから
必要に応じてじわじわと
少しずつ変えていくくらいが
ちょうどいいのかもしれない。

……そんな風に考えています。

以上、組長のぼやきでした。