ぶっちゃけ、僕は公私の区別を
それほどつけていない
タイプだと思います。
社会人になりたての頃は
自分を守るためにきっちりと
線引きしてきましたが
年々ボーダーが曖昧になり、
今はお客様であろうと
親しくなれば家に呼んだり
一緒に旅行に行っちゃったりもしています。
もちろんそれは僕のスタイルであって
「仕事の人間関係は一切プライベートに
持ち込まない!」って決めている
人もいるので。
まぁ、その辺は
それぞれの価値観ですが…とにかく僕は
公私混同人間なわけですよ。
僕がそのような考えになったのには
ある人の話がきっかけでした。
いつだったか、保険会社にいた頃
先輩と会った時に、その先輩が
「お客さんとアメリカに行ったんだよね」
って、言ったのです。
当時、保険業界のスタンダードで考えると
僕は、「え?!」って思いましたよ。
相手は友達ではなく仮にもお客様です。
いくら親しくなったとしても、それは
契約によって成立している関係なので、
お客様の都合でその関係性が
いつゼロになるかわかりません。
旅行に行ったとて、未来永劫の契約が
保証されるわけでもないのです。
……と、ついつい損得勘定が
先行してしまうのですが、実際は
そこまで深い考えがお互いにあるわけでは
ないんですよね。
詳しく聞くと、そのお客様は
お仕事の都合で
どうしてもアメリカに行って
研修を受けなければならなかったようで
正直面倒臭いし、あまり乗り気ではなかった
ようです。
そんな様子を見兼ねて先輩が
「一緒に行きましょうか?」って
半ば冗談で言ったら
「え、行ってくれるんですか!」って
嬉しそうに言うので、行くことになったとか。
そんな風にしてゆるっと決まった
便乗旅行ですが、実際は
すごく楽しかったようですよ。
なんかいいですよね。
自由な感じがしませんか?
それがきっかけなのかどうか
わかりませんが、とにかく
僕はお客様であっても、
自分のプライベートについて
オープンに話しますし、
逆にけっこうぐいぐい相手の
プライベートの領域にも踏み込みます。
(もちろん個人差もありますので
その辺の匙加減はきちんと見極めて
いますよ、念の為)
でも、実はそれが
仕事に功名しているんですよね。
僕の仕事は財務コンサルタントですが
はっきり言って、仕事上の、
つまりお金の部分だけの
無味乾燥なお付き合いだけでは
その会社の、ひいては社長の
真意はわからないんですよ。
木を見て森を見ず、じゃないですが
その人のバックグラウンドや
多少のプライベートまでを
知ることによって
より良いコンサルタント業務が
できると思います。
だから、僕にとっては公私混同は
仕事上ウェルカムなんですよね。
そんなわけで、僕自身は
お客様に対していつでも
オープンでフラットに接しています。
公私混同って、
決して悪いものではないですよ。